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はりまCT研究会について

当時の第3世代CTの普及に伴い、臨床の中でCT画像を勉強したいという多くの診療放射線技師の要求に応える研究会を創ろうとの思いで、昭和62年1月8日に発足し、第1回は14名の参加でスタートいたしました。

 

第1回勉強会案内より
ハリマCT勉強会をはじめませんか?
 お元気ですか?毎日仕事に追われてホッとする間もなく、時間だけが過ぎてゆきます。
 日々新しい診断装置が開発されても、なんとか装置に馴れ、使用方法をマスターすることに窮々となっているのが私達の現状です。しかし、これからの私達は、いろいろな画像診断装置に馴れるだけでなく、種々の画像情報に馴れ、それに対する読影力を身に付けることが大事なことだと思います。CT装置のない施設の技師でも、たとえ装置の使い方は知らなくても、CT画像を読影できることは技師にとって必要な資質となってきています。
 むずかしい事をやろうと言うのではありません。いろいろな施設からいろいろな画像データを持ちよって、お互いに教えあい、学びあって、あまり肩肘を張らず、知らないことは知らないと言えるような雰囲気で、一から皆で勉強していけたらと考えています。
 先ず、はじめはこれからのやり方などについて話合いたいと思いますので、是非参加して下さい。
※初代代表世話人 浜田龍一(第1回~第50回

 

現在では、モダリティもCT撮影技術だけでなく、MR、エコーにも範囲を広げ、基礎的な解剖学・生理学・画像読影・症例検討など、総合的なテーマで開催しています。

また、医療を学ぶだけでなく、他施設の診療放射線技師の方々の情報交換、チーム医療を担う様々な職種の皆様との交流の場としても役立てて頂ければと思います。これからも、参加された方々が、現場で生かされるような研究会であるように、研鑽して成長していきたいと考えております。

松下幸之助の言葉に「志を立てるのに、老いも若きもない。そして志あるところ、老いも若きも道は必ず開けるのである。」というものがあるように、学ぶことにも老いも若きもありません。これからも、発足時の志はそのままに、日進月歩の医療技術に対応できるよう、皆様と一緒に学び、勉強会を盛り上げていきたいと思います。

初めて参加される方は、不安もあると思いますが、フランクな勉強会ですので、ご安心して足をお運び下さい。そして、技師の将来への道を開いていきましょう!

※二代目代表世話人 半蔀英敏(第51回~第300回)

温故知新という言葉がありますが、これは古き良き伝統を知り、新しいものを作り出すという事です。
研究会の伝統を思いおこすと、それは、今までのやり方や風習を打ち破る事と思います。
はりまCT研究会のルーツに「なんでや?」という言葉があります。努力には限界がなく、また努力は嘘をつかない。それは、自分も驚くような大きなことを達成させるものです。「なんでや?」の中には、努力を惜しまず自分の既成概念を壊し、一線を越えることで成功に至り、その自信がさらなる成功へ導いてくれる。そんな意味が込められていると思っています。

どんな場合でも“情熱”も大切です。研究会は、それに関わる人たちの熱意と誠意がなければ成果をあげることはできません。そして、研究会は世話人だけで行うものでもありません。参加する全員で作り上げていくものだと思っています。これからも、「なんでや?」という気持ちを忘れず、諸先輩方の助言をいただき、世話人一同、はりまCT研究会を盛り上げていきたいと考えております。どうぞこれからも宜しくお願い致します。

※三代目代表世話人 羽田安孝(第301回~現在)

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